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ウルッ (T_T)

きょうの「めざまし」


「震災 絵本」でのナレーションは、下読みの段階から胸が熱くなり、

声を出して読むことが出来なかった。

本番で泣いて原稿が読めなくなったら、視聴者は引いてしまう。

アナブースには石本アナウンサー、スタジオには生野アナウンサー。

三人で読むこのテーマは、誰が絶句しても成立しない。


僕だけだ。

僕がちゃんと読み切ればいい。

涙を流してはダメだ。


人は歳を重ねることによって、人生の悲哀にうちひしがれ、辛酸を嘗め尽くす。

故に、涙もろくもなるのだろうか。

神は時に惨く、慈悲のかけらもない。

涙することしか出来ない己の無力さに、また涙する。


しかし、放送に於いては、冷静にそれを伝えなければならない。

それが、携わる者にとっての使命であるわけだ。


怒り、悲しみ、喜び、哀れみ

それらは、僕が伝えることによってみんなが感じることであらねばならない。


そして、いよいよ、そのVTRが流れ始めた。

僕の後に石本アナウンサーが続いて読む。


彼女が読んでいる間、僕は、VTRの音を遮断するためヘッドホンを外した。

そして、石本アナウンサーが読んでいる間、耳をふさぐ。


こうして、「震災 絵本」の話は終わった。


しかし、東日本大震災の爪痕は、まだ、終わっていないのである。

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